水のアーチ…青空に虹 黒部ダムの観光放水
長野県と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートにある「黒部ダム」で26日から観光放水が始まった。
雪が残る北アルプスに囲まれた標高1454メートルの黒部ダムでは26日朝から観光放水が始まった。日本一の高さ186メートルのダムから毎秒10トン以上の水が勢い良く放出され、美しいアーチを描いている。青空が広がったこの日は、虹も見ることができた。
この観光放水は黒部峡谷の景観を維持するために行われている。関西電力によると、黒部ダムの来場者数は去年、104万8000人あまりで、今年は25日までに、速報値で35万2000人が訪れている。
観光放水は「10月15日」まで行われる。