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野菜の摂取量「見える化」ビジネス広がる

2019年6月26日 16:48
野菜の摂取量「見える化」ビジネス広がる

消費者の健康志向がますます高まる中、野菜の摂取量を「見える化」するビジネスが広がっている。

食品メーカーのカゴメは、ドイツの企業と共同で開発した、野菜の摂取が足りているかどうかを測定する機器のレンタルサービスを来月から始めると発表した。

LEDセンサーに手のひらを当てると、皮膚の中にあるカロテノイドの量が読み取られる仕組みで、数十秒待てば測定が完了する。野菜の摂取が足りているか120段階で表示されるほか、摂取できている量をグラム単位で推定できるのが売りだという。

消費者の健康志向がますます高まる中、こうした野菜の摂取量を「見える化」する機器の需要も増えている。産業機器メーカーの「アルテック」は、野菜の摂取量を測定する機器を先月から販売。ドラッグストアの店頭で薬剤師らが健康相談を受ける際に使用されているという。

※動画は、カゴメの発表した「ベジチェック」