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“人身売買”中国を3年連続で最低ランクに

2019年6月21日 15:29

アメリカ国務省は20日、人身売買に関する報告書を公表し、中国を3年連続の最低ランクに位置づけた上で「国家ぐるみの強制労働が激化している」と批判した。

これは年に一度、人身売買に関連した各国の取り組みを評価するもので、ポンペオ国務長官は20日の会見で、3年連続の最低ランクとなった中国を名指しして批判した。

ポンペオ国務長官「中国では当局が100万人以上のイスラム教徒少数派を収容所に拘束している」

報告書では、中国当局が新疆ウイグル自治区で拘束したイスラム教徒の人々を収容所で働かせているとし、「国家ぐるみの強制労働が激化している」と指摘。「即座に解放」するよう勧告している。

一方、日本は4段階評価のうち、2年連続で最高のランクに分類された。