×

救世主に?人工の稚魚→ウナギ“かば焼き”

2019年6月21日 22:03
救世主に?人工の稚魚→ウナギ“かば焼き”

稚魚の不漁によりウナギの値段が高騰する中、救世主となるのだろうか?民間の養殖業者が人工の稚魚から育てたウナギのかば焼きが初めてお披露目された。

21日にお披露目されたウナギは、国立研究法人の「水産機構」が人工的にふ化させた卵を稚魚の「シラスウナギ」まで育て、その後、民間の水産会社が商業用の養殖池で成長させたもの。

水産機構では、これまでウナギの「完全養殖」に成功しているが、今回、初めて民間業者に人工のシラスウナギを提供し、かば焼きサイズまで育てることに成功した。

水産機構は民間業者と連携して実験を続け、「完全養殖」によるウナギの安定的な流通につなげることを目指す。