アメリカの交流サイト大手・フェイスブックは１８日、暗号資産（＝いわゆる仮想通貨）のサービスを来年前半にも開始すると発表した。

フェイスブックが発表したのは「Ｌｉｂｒａ（リブラ）」という暗号資産で、１００前後の企業や団体と共同で来年前半にもサービスを開始したいとしている。

利用者は、メッセージアプリ「メッセンジャー」や「ワッツアップ」などを使って誰にでも簡単にＬｉｂｒａを送金できるようになるほか、店舗での支払いなどにも使えるという。また、現金をＬｉｂｒａにしたり、Ｌｉｂｒａを現金に戻したりもできるという。

フェイスブックはＬｉｂｒａを「世界的なデジタル通貨」としていて、２７億人が使うとされるフェイスブックの参入で、世界中の送金や決済のシステムに大きな変革をもたらす可能性がある。