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金志永氏「年内に米朝首脳会談の可能性も」

2019年6月13日 5:18

去年の史上初の米朝首脳会談から1年、アメリカのトランプ大統領は北朝鮮の金委員長からの親書が届いたことを明らかにした。12日夜の「深層NEWS」では、朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」の編集局長が、年内に3回目の米朝首脳会談がある可能性を示唆した。

朝鮮新報・金志永編集局長「来年(アメリカ)大統領選挙がある。(2回目の首脳会談の)ハノイでの交渉姿勢を直して、改めて(米朝の)共同宣言を履行しよう、来年の大統領選挙がある前に、朝米関係を大きく前進させようということなんです。それが双方にとっていいと。(金委員長は)自分はそのための決断は準備するので、大統領も準備をしてくださいということです」「もし大統領選挙の結果、再選できない場合、朝鮮半島非核化のチャンスが1回消えるんです。トランプ大統領で始まったわけですから。そうすると時間的に(3度目の会談が)可能なのは今年なんです」

金編集局長はまた、日朝首脳会談を行うには、日本の北朝鮮への独自制裁の撤回や過去の清算の意思を明らかにするなど、関係改善の意思を具体的な行動で示す必要があるとの考えを示した。