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ブルーライン 点検後“装置”線路に放置か

2019年6月6日 10:23
ブルーライン 点検後“装置”線路に放置か

6日朝、横浜市営地下鉄ブルーラインが脱線し、ケガ人はいなかったが、現在も一部区間で運休が続いている。

横浜市交通局によると、6日午前5時22分頃、横浜市営地下鉄のブルーラインの始発電車が、横浜市泉区にある下飯田駅を出て、150メートルほど走ったところで脱線した。当時、電車にはおよそ130人が乗っていたがケガ人はいないという。

利用客「あまりトラブルのない線なので驚いています」「会社に行きます。たぶん間に合わないと思いますね」「大学とか授業おくれるの決定で結構あせっています」

脱線の影響で、ブルーラインはあざみ野駅と踊場駅の間で折り返し運転を行っていて、湘南台駅から踊場駅の間では運転再開のメドは立っていない。

一方、ブルーラインを運行する横浜市は午前9時から記者会見を開き、脱線の原因について、作業員が6日未明から行っていた保守点検後に保守作業用の装置を線路上に置きっ放しにし、これに電車が乗り上げて脱線した可能性が高いことを明らかにした。脱線当時、車両は時速35キロほどで走っていて、脱線後およそ40メートル走行したとみられるという。

国の運輸安全委員会は現在、調査官を事故現場に派遣していて、脱線の原因を調べることにしている。