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ANA機 装置に不具合で3千mまで急降下

2019年6月5日 12:20
ANA機 装置に不具合で3千mまで急降下

今月1日、成田空港に向かっていた全日空機で、機内の空気圧を保つための装置にトラブルが起き、国土交通省が事故につながりかねない重大インシデントに認定した。

国交省によると、今月1日、アメリカ・サンノゼから成田空港に向かっていた全日空171便で、機内の空気圧を保つための装置が作動しなくなる不具合が発生した。不具合は2つある装置の両方ともに起きたため、機体は高度およそ3000メートルまで急降下し、酸素マスクを下ろすことなく着陸した。

国交省は4日夜、このトラブルを事故につながりかねない重大インシデントに認定し、国の運輸安全委員会が原因の調査を開始した。