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5段階の「大雨警戒レベル」運用開始

2019年5月31日 11:55
5段階の「大雨警戒レベル」運用開始

大雨災害に関する情報をわかりやすく提供するため5段階の「警戒レベル」で示す運用が始まったことを受け、安倍首相は大雨のシーズンに向け、万全の対策を取るよう指示した。

政府は、31日朝の中央防災会議で、大雨災害の際に住民が取るべき避難行動を5段階に分けて示した「大雨警戒レベル」の導入を正式に決めた。

安倍首相「今後の梅雨・台風シーズンに備えて、緊張感を持って万全の体制で災害対応に臨んでいくようお願いします」

「警戒レベル」が最も高い「レベル5」はすでに災害が発生し、「命の危険」があることを意味し、自治体が避難勧告や指示を出すのは「レベル4」に、高齢者などへの避難呼びかけは「レベル3」に位置づけられる。

自治体は、防災無線や緊急メールなどで避難を呼びかける際、この「警戒レベル」を使うことになる。

国は「自分の命は自分で守ってほしい」として、「レベル4」のうちに避難するよう強く求めている。