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米大統領補佐官“北は安保理制裁決議違反”

2019年5月25日 15:59

北朝鮮が今月上旬に発射した短距離ミサイルの発射について、アメリカのボルトン大統領補佐官は25日、「短距離弾道ミサイルだった」と強調し、「国連安保理の制裁決議違反」との考えを示した。

ロイター通信によるとボルトン補佐官は25日、訪問先の日本で取材に応じ、北朝鮮が今月上旬に発射したのは「短距離弾道ミサイル」だったと強調。その上で、国連安全保障理事会の制裁決議に違反していることは「疑う余地がない」と明言したという。

アメリカの政府高官が公に制裁決議違反だと表明するのは初めて。

一方、安倍首相が前提条件をつけずに北朝鮮の金正恩委員長との会談を目指す考えを示していることについては、北朝鮮の非核化に関する協議を再開する後押しになりうるとし、支持する考えを示したという。