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西之島の海図改訂へ 領海とEEZ拡大へ

2019年5月22日 23:40

小笠原諸島の西之島の海図がおよそ2年ぶりに改訂されることになり、日本の領海と排他的経済水域の面積が、あわせて約50平方キロメートル広がることになった。

海上保安庁は22日、2013年に噴火が始まり大きく拡大した小笠原諸島の西之島の海図を今月末に改訂すると発表した。

この海図は、去年7月に海上保安庁が行った航空機での測量などに基づくもので、およそ2年ぶりの改訂となる。

新たな海図は今月31日に発行され、この結果、日本の領海と排他的経済水域の面積が、あわせて、東京ドーム1000個分程度にあたる約50平方キロメートル拡大することが、国際的に認められることになる。

西之島では、現在、噴火は確認されていないという。