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在日米海軍 硫黄島でタッチアンドゴー訓練

2019年5月18日 2:45

東京・小笠原諸島の硫黄島で17日、在日アメリカ海軍の模擬着艦訓練がメディアに公開された。

これは、空母艦載機が滑走路を空母に見立てて着艦を訓練するもの。横須賀基地に配備されている原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦載機パイロット約30人が訓練に参加し、着陸直後に再び離陸する「タッチアンドゴー」が日中と夜間に行われた。

一方、この訓練をめぐっては、鹿児島県の馬毛島が訓練の移転候補地となっているが、地権者との交渉は難航している。在日アメリカ海軍は、気候や地理的条件などを理由に「硫黄島での訓練はリスクを伴っている」とした上で、「馬毛島は訓練の要件に見合っている」とアピールした。