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日本風テーマパーク“タイの10選”に批判

2019年5月17日 1:52

タイにいながら日本の雰囲気を楽しめるとして造られた、日本風テーマパークの「ヒノキランド」が、タイの文化スポット10選に選ばれた。しかし、タイの文化とは無関係だとして、市民から批判が相次いでいる。

「ヒノキランド」はタイ北部のチェンマイで去年10月に開業したテーマパークで、浅草の雷門や京都の伏見稲荷大社などをモチーフにした日本風の建築物が展示され人気。

こうした中、タイの文化省は「タイで訪れるべき文化スポット10選」を公表した。この中に「ヒノキランド」も含まれたが、タイ国内では「日本をまねただけの施設を選ぶべきではない」などと批判が相次いでいる。

反対する市民「これはタイの文化ではない。10選にはふさわしくない」

文化省側は、日本に行かなくても日本について学べる優れた文化施設だとしているが、多くの批判を受けて再検討すると表明した。