5千万円削減 衆院で資料をペーパーレス化
衆議院で一部の資料をペーパーレス化することが決まった。およそ5000万円の経費が削減されるという。
16日に開かれた、衆議院の議院運営委員会の理事会で、これまで全ての議員に紙で配布されていた質問主意書と、それに対する政府の答弁書について、ペーパーレス化をすることが全会一致で決まった。
質問主意書は議員が政府の見解をただすもの。
今後、各議員は衆議院のホームページなどに掲載される内容を閲覧することになった。
ペーパーレス化は来年の通常国会から実施される見通しで、これにより、印刷などにかかっていた費用およそ5000万円が削減されるという。
また、16日の理事会では、これまで公開されていなかった、日本銀行の総裁など、国会の同意が必要となる人事を審議する際の質疑についても原則、公開で行うことが決まった。