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都内で感染者を初確認 マダニ媒介の感染症

2019年5月15日 19:40
都内で感染者を初確認 マダニ媒介の感染症

東京都は、マダニが媒介する感染症、SFTS(=重症熱性血小板減少症候群)の感染者が、都内で初めて確認されたと発表した。

東京都によると、感染したのは都内に住む50代の男性で、5月1日から長崎県を旅行していたが、その後、発熱やおう吐の症状を訴え、都内の病院で検査したところ、SFTSだと診断された。

感染したのは長崎県内とみられるが、都内で感染者が確認されるのは初めて。

男性は意識障害があり重症で、現在も入院中。

SFTSは、ウイルスを持ったマダニにかまれることによって感染する病気で、国が2013年に感染症に指定して以降、これまでに404人の感染者が報告され、このうち65人が死亡している。