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韓国外相“米朝ともに柔軟性が必要”

2019年5月3日 16:25

非核化をめぐるアメリカと北朝鮮の交渉がこう着する中、韓国の康京和外相は米朝ともに柔軟性が必要との考えを示した。

康外相は3日、外国メディア向けの会見を行い、北朝鮮の核問題解決に向けた対話の勢いを維持するため、すべての外交的努力を傾けると強調した。

2回目の米朝首脳会談が物別れに終わり、米朝の非核化交渉はこう着しているが、康外相は「生産的な議論をするためには柔軟性を持って合意を導くべきだ」と述べ、米朝ともに柔軟な対応が必要との考えを示した。

また、北朝鮮の金正恩委員長が先月、「差し出がましい仲裁者の振る舞いをすべきでない」として韓国への不満を示していることについて康外相は「韓国政府としては効果的な役割を行う」と述べ、米朝の対話を引き続き推進したい考えを強調した。