トランプ氏に焦り?20分で60リツイート
アメリカのトランプ大統領が1日早朝、ツイッターで60件もの投稿をリツイートした。その内容からは、来年の大統領選に向けた焦りも感じられる。
アメリカ最大級の労働組合「消防士組合」は、先月29日、民主党の最有力候補と目されるバイデン前副大統領を支持すると表明した。
これについて、トランプ大統領は1日、ツイッターで「私は会費を巻き上げる組合よりも多くの恩恵を消防士にもたらしてきた」と主張。その後、組合の決定への非難や自分への支持などが書き込まれた投稿をおよそ20分間で60件、自分のフォロワーに見せる「リツイート」で紹介した。
アメリカメディアは「この大量のリツイートは、労働組合からの支持をバイデン氏に取られてしまうことについてのトランプ大統領の不安を表している」と分析している。