安倍首相がアメリカに到着し、トランプ大統領との会談に臨んでいる。ワシントン支局から中継。

会談は現在もホワイトハウスで続いている。焦点は日米の貿易交渉をめぐり、対日貿易赤字に不満を持つトランプ大統領が、どんな要求を突きつけてくるか。

安倍首相は日本時間２７日午前２時前にワシントン近郊の空軍基地に到着した。そして先ほど、予定より１０分ほど遅れて、ホワイトハウスでトランプ大統領の出迎えを受け、首脳会談をスタートさせている。

ロイター通信によると、大統領は会談の冒頭、「日本とは非常に良い貿易協議をしている」と語っていて、焦点は、やはり先週から交渉がスタートした日米の貿易協定を巡る対応になりそうだ。大統領は「日本が課している農産品の関税を撤廃したい」と述べたと伝えている。

また、日本側には特に大統領が日本車の輸入制限を持ち出してくるのではとの警戒感があり、安倍首相がこの“トランプ・リスク”をどうコントロールするのか、注目される。

また、２月の米朝首脳会談を受け、北朝鮮の非核化や拉致問題での連携を確認するとみられる。