留学生が9割超の私立専門学校、101校
全国にある私立の専門学校で、留学生が9割以上を占める学校が101校あることがわかり、文部科学省は来月、都道府県に対し受け入れ体制などの実態を把握するよう求める方針。
文科省によると、全国にある私立の専門学校は2610校あるが、留学生が生徒の90%以上を占める専門学校は101校あることが文科省のまとめでわかった。このうち全員が留学生の学校は45校だった。
これは、去年9月に大阪市の専門学校が定員を超えて留学生を受け入れていた問題を受け、専門学校の設置の認可を行う都道府県に報告を求め判明したもの。
この結果を受け、来月、文科省は都道府県に対し、留学生が90%以上を占める専門学校について、教育内容や留学生の受け入れ体制、進路や中退者の数などの調査を求める方針。