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旧優生保護法救済法が成立 「お詫び」明記

2019年4月24日 12:44
旧優生保護法救済法が成立 「お詫び」明記

旧優生保護法のもと障害者らが不妊手術を受けさせられた問題で、被害者への「反省とお詫(わ)び」を明記した救済法が、24日午前、参議院本会議で全会一致で可決、成立した。

可決・成立した救済法は、被害者が心身に多大な苦痛を受けてきたとして、前文で「我々は、それぞれの立場において、真摯(しんし)に反省し、心から深くお詫びする」と明記している。被害者らは、「国の謝罪」を明記してほしいと求めてきたが、審議で、被害者らの意見は一度も聞く機会はなかった。

成立を受けて、根本厚生労働相は「真摯に反省し、心から深くお詫び申し上げます」と、話し、この後、談話として「お詫び」を発表する予定。

また、政府は、この後、お詫びを盛り込んだ安倍首相の談話を発表するが、国の責任については明記されない見通し。