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70代夫婦 有毒植物を食用と間違え夫重体

2019年4月20日 21:06
70代夫婦 有毒植物を食用と間違え夫重体

群馬県渋川市で、70代の夫婦が有毒植物の「イヌサフラン」を食べられる「ギョウジャニンニク」と間違えて食べ、夫が意識不明の重体となっている。

群馬県によると今月17日、渋川市に住む70代の夫婦が、知人から食用の「ギョウジャニンニク」としてもらった野草を食べた後、呼吸困難などの症状を訴え病院に搬送された。妻は快方に向かっているが、夫は意識不明の重体となっているという。

野草は知人の家の庭に生えていたもので、県がこの庭の植物を鑑定したところ、「ギョウジャニンニク」に加え有毒な「イヌサフラン」が混ざって生えていたことが分かったという。

群馬県は、イヌサフランによる食中毒と断定し誤って食べないよう注意を呼びかけている。