高校銃乱射に“感化”少女が銃で自殺か 米
アメリカで20年前に起きた銃乱射事件に感化され、銃犯罪を起こす可能性があるとして捜査当局が行方を追っていた18歳の少女が、遺体で見つかった。銃による自殺とみられている。
FBI(=連邦捜査局)によると、西部コロラド州デンバー近郊で17日、フロリダ州の18歳の少女が遺体で見つかった。銃で自殺したとみられている。
少女はインターネットの書き込みなどから銃犯罪を計画した可能性が浮上し、15日には散弾銃と銃弾を購入したため、FBIなどが少女の氏名や写真を公開して行方を追っていた。
少女が遺体で見つかったコロラド州では、20年前にコロンバイン高校で13人が殺害される銃乱射事件が起きていて、アメリカメディアは、少女がこの事件に感化され、銃犯罪に強い関心を持っていたことを示す手記も見つかったなどと大きく報じている。