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ノートルダム大聖堂 電気回線から出火か

2019年4月18日 9:00

フランス・パリのノートルダム大聖堂で起きた大火災で、捜査当局が、工事用のエレベーターの電気回線から出火した可能性があるとみて調べていると、フランスメディアが伝えた。

火災発生当時、ノートルダム大聖堂では修復工事が行われており、捜査当局が「過失による出火」の疑いで捜査を始めている。

フランスの新聞「パリジャン」によると、捜査当局は、これまでに作業員ら32人から事情を聞き、出火原因については、工事用のエレベーターの電気回線がショートした可能性があることがわかったという。今後、他の原因の可能性も含め、火元の特定などを進める方針。

一方、フランス各地の教会では17日、火災が起きた同じ時刻に、ノートルダム大聖堂の復興への願いを込めた鐘が一斉に鳴らされた。

フランスメディアによると、再建に向け、国内外からこれまでに約1000億円にのぼる寄付金が集まっているという。