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中国1~3月GDP 1年ぶりに下げ止まる

2019年4月17日 19:10

中国は、今年1月から3月のGDP(=国内総生産)について、前の3か月と同じ6.4%のプラスだと発表した。成長の減速が続いてきたが、1年ぶりに下げ止まった形。

中国国家統計局が発表した、今年1月から3月のGDPは、去年の同じ時期と比べて6.4%のプラスで、前の3か月と横ばいだった。これまで3四半期連続で減速してきたが、1年ぶりに下げ止まった。中国政府が進めてきたインフラ投資などの景気対策の効果が表れた形。

ただ、アメリカとの貿易摩擦はいまだ決着しておらず、国家統計局の報道官は「下向きの圧力が引き続き存在している」と警戒した上で、「減税などの景気対策を着実に実施することが大事だ」と強調した。