「春の高山祭」始まる からくり披露に歓声
岐阜県飛騨地方に春の訪れを告げる「春の高山祭」が始まり、多くの観光客でにぎわっている。
14日朝、屋台蔵からは国の重要文化財である11台の屋台が1年ぶりにひき出されると、静かなたたずまいの街中が一気に華やいだ祭りの雰囲気へと変わった。屋台は古い町並みや赤い中橋の上を、太い綱にひかれてゆっくり進む。
飛騨地方は午後から雨の予想のため、午前中のからくり披露は1時間早くから行われたが、多くの観光客が集まり、歓声を上げていた。
春の高山祭は15日まで行われ、2日間で20万人の人出が見込まれている。