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米副大統領 国連でベネズエラ政権を批判

2019年4月11日 15:53

政情不安が続く南米・ベネズエラをめぐり、アメリカのペンス副大統領が10日、国連の安全保障理事会に出席し、反体制派を承認するよう求める決議案の提出を準備していると明らかにした。

ペンス副大統領は、ベネズエラの独裁政権マドゥロ大統領と対立している反体制派のリーダー、グアイド氏について、「国連は彼を大統領として認めるべきだ」と述べ、決議案の提出を準備していることを明らかにした。

その上で、会合に出席していたマドゥロ政権側の国連大使について、ベネズエラの国連代表としての資格を取り消すべきだと主張した。

アメリカ・ペンス副大統領「大使、あなたはここにいるべきではない。ベネズエラに帰国し、マドゥロ大統領に『あなたの時代は終わった』と伝えるべきだ」

一方、マドゥロ政権側の国連大使は「アメリカは傀儡(かいらい)政権の押しつけを正当化しようとしている」と反論した。