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風疹患者数 2013年以来の1000人超

2019年4月2日 16:33

今年に入ってからの風疹の患者数が1000人を超え、依然、患者数が多い状態が続いている。

国立感染症研究所によると、先月24日までの1週間で74人の風疹の感染が報告され、今年の患者数は1033人となった。この時期までに1000人を超えるのは、大流行した2013年以来。

風疹は、妊娠中の女性がかかると赤ちゃんに障害が出る可能性がある。これまでに定期接種の機会がなく感染のリスクが高い40歳から57歳の男性について、国は、免疫が十分にあるか調べる抗体検査と予防接種を原則、無料としていて、全国の自治体で実施が始まっている。