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復興への願い込めた300枚の黄色い布

2019年3月31日 19:45
復興への願い込めた300枚の黄色い布

西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町にある仮設団地に31日、全国から集まったボランティアが復興への願いを込めてメッセージを書き込んだ黄色い布、およそ300枚が掲げられた。

真備総仮設団地の集会場には、岡山のボランティア団体、Team桃太郎の呼びかけに応え、全国から40人が集まった。

Team桃太郎・北山紀明代表「被災している人、していない人同士がちゃんと元気になっていけるようなメッセージが伝えていければと思って」

ボランティアや仮設住宅の住民が復興への願いを込めたメッセージは30センチ四方の黄色い布に書かれていて、これまでに300枚以上が集まった。ボランティアは、この黄色い布を手作業で紐につなげた後、仮設住宅の間に取り付けていった。

仮設住宅の住民「いい言葉もあるなと思って。うれしい気持ちで」

仮設住宅の住民「そらもう頑張らないかんと思います」

元気をくれる黄色い布は風で動かないように固定されていて、主催者は可能な限り長く残そうと今後も修繕を重ねながら見守っていくという。