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米民主党・オルーク候補に単独インタビュー

2019年3月29日 16:24
米民主党・オルーク候補に単独インタビュー

来年のアメリカ大統領選に出馬表明した民主党の新星、ベト・オルーク候補が28日、NNNの単独インタビューに応じ、「トランプ政権が損なった国際社会との信頼回復に取り組む」と意欲を語った。

オルーク候補は、46歳という若さや力強い演説などから「オバマ前大統領の再来」と言われ、最新の世論調査では民主党候補らの中で3位につけている。

そのオルーク氏がNNNの単独インタビューに応じ、日米同盟についてはさらなる強化を目指す考えを示した。

民主党 オルーク候補「日本はアジアの中で最も緊密で重要な同盟国の一つだ。相互信頼の関係を強化する必要がある」

一方、北朝鮮政策については「トランプ大統領は『金正恩委員長と恋に落ちた』と言うだけで何もしていない」と批判。さらに、トランプ大統領のアメリカ第一主義を否定し、国際社会との協調路線の復活に意欲を示した。

民主党 オルーク候補「アメリカは、世界の国々をまとめる不可欠な役割を担っている。現政権が損ない、背を向けてきた信頼関係を取り戻すことを最重要課題としていく」

ただ、トランプ大統領が離脱したTPP(=環太平洋経済連携協定)への復帰については明言を避けた。