×

団体「自由朝鮮」 北は深刻に受け止めか

2019年3月29日 4:31

先月、スペインにある北朝鮮大使館が襲撃された事件に関与し、アメリカ側に情報提供したと主張している団体「自由朝鮮」。28日夜の「深層NEWS」の出演者は、この団体の動きを北朝鮮が深刻に受け止めていると指摘した。

コリア・レポート編集長・辺真一氏「今月19日に国連・中国・ロシア(駐在)の大使含めて10数か国の大使が平壌に呼ばれ、1週間近く北朝鮮でいろいろな協議を行ったことは、対策・対応をやったのではないか。スペイン大使館の襲撃事件、これがこれから他の国々でも行われる可能性がある。北朝鮮のメディア、北朝鮮の外務省、一言もうんともすんとも反応していませんけれども、内部では深刻にとらえていることが分かる」

また、林芳正・元防衛相は、「自由朝鮮」を名乗る団体が、アメリカのFBI(連邦捜査局)に情報を提供したと主張していることについて、仮にFBIと関係があったとしても、アメリカ側が主導して動かしているわけではなさそうだとの見方を示した。