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金融関連株などに買い ダウ、140ドル高

2019年3月27日 7:48

26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、金融関連株やエネルギー関連株が買われ、ダウ平均株価は140ドルあまり上げて取引を終えている。

26日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から140ドル90セント値を上げ、2万5657ドル73セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も53.98ポイント上げて7691.52で取引を終えている。

この日は、アメリカの長期金利の低下が落ち着いたことで、これまで売りが続いていたゴールドマン・サックスなどの金融関連株が買われる展開となった。また、原油先物相場の上昇で、シェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー関連株も買われ、相場をけん引した。

ダウ平均は一時280ドル近く上げる場面もあったが、アップルなどハイテク関連株は売りが優勢で、ダウ平均株価は上げ幅を縮小して取引を終えている。

市場関係者は「4月の決算発表を前に、各企業の業績修正などを注視する様子見状態がしばらく続きそうだ」と話している。