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ダウ14ドル安 アジアや欧州主要市場↓で

2019年3月26日 7:17

25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、世界経済の減速懸念からアジアやヨーロッパの主要市場が下落した流れを引き継ぎ、ダウ平均株価は一時130ドルあまり値を下げる場面もあった。

25日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の週の終値から14ドル51セント値を上げ、2万5516ドル83セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は、5.13ポイント下げて7637.54で取引を終えている。

この日は、世界経済の減速懸念から、アジアやヨーロッパの主要市場が下落した流れを引き継ぎ、ダウ平均は一時、130ドルあまり値を下げる場面もあった。また、動画配信などの新サービスを発表したアップルも、目新しい内容に乏しいとの見方から、売りが優勢だった。

一方、航空機墜落事故を受けて大幅に下落していたボーイングが割安感から買われたほか、食品などの景気の影響を受けにくい銘柄が相場を下支えし、ダウ平均は小幅に反発して取引を終えている。

市場関係者は「今後、予定されているアメリカの経済指標の発表で、景気減速を示すような材料が出ないか警戒している」と話している。