２３日に開通した岩手県の三陸鉄道「リアス線」は、２４日から通常ダイヤでの運行が始まった。

このうち、宮古駅では、午前５時２分宮古発～釜石行きの始発列車に乗ろうという大勢の人が列をつくった。

津波で被災したＪＲ山田線、宮古～釜石間の運行を三陸鉄道が引き継ぎ、久慈から大船渡の盛まで１６３キロをつなぐリアス線は、２３日に開通し、記念列車が運行された。また、２４日は新たに設けられた宮古市内２つの駅も利用が始まった。

「地域の足」「復興の鉄路」としてスタートした「リアス線」だが、これからの利用促進が課題となる。