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アンドロイド観音、法話はどう聞こえる?

2019年3月19日 13:37
アンドロイド観音、法話はどう聞こえる?

アンドロイド観音の法話に聞き入る人々…今月8日からアンドロイド観音が一般公開されています。

アンドロイド観音「この無機質な私との対話を通じて、あなたたち人間は、どのような気づきを手にするだろうか」

アンドロイド観音の名前はマインダー。頭や胴体など金属の部品がむき出しの状態です。法話は、プロジェクションマッピングと連動し、「般若心経」の教えをわかりやすい言葉で伝えていきます。

アンドロイド観音「人間が自分というものを大切に抱え込もうとするあまり、さまざまな迷いによって苦しんだり悩んだりすることになるからだ」

法話を聞いた女性たち「話を実際に聞いてみると、話しているのはアンドロイドなんですけれど、内容は本当にそうだなって感じる部分が多かったんで、納得させられるというか」「結構入ってきましたね。確かに」「逆に入ってきやすかったかもしれないです」

仏教になじみのない人にも触れてもらおうと、1年半をかけて高台寺と大阪大学の研究チームが総事業費1億円をかけて開発しました。

高台寺・後藤執事長「観音様は色んなものに変身される。だったら、アンドロイド、ロボットに変身する観音さんが出てもいいじゃないか。一番進んだもので仏教の心伝えてきたのがお寺であり、仏教徒」

このアンドロイド観音は5月6日まで高台寺で一般公開されています。


【the SOCIAL futureより】