北朝鮮のミサイル関連施設に復旧の動きが見られると指摘があがる中、アメリカのメディアは８日、製造施設の衛星写真を新たに紹介し、動きがあると報じた。

この衛星写真はアメリカの公共ラジオ「ＮＰＲ」が報じたもので、北朝鮮・山陰洞にあるミサイル製造施設の先月２２日の様子。ＮＰＲは、「ロケットを組み立てているように見える」とする専門家の見方を紹介し、２台のクレーンのほか、列車などが確認できるとしている。

この施設では、過去に大陸間弾道ミサイル「火星１５型」が製造されたとみられているが、先の米朝首脳会談の前後にミサイル製造施設でどのような動きがあったのか、今後も検証が続く。

今回の写真をめぐっては、「一部の動きであり、何を意味するのか簡単には判断できない」との指摘もあがっている。