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米機関「北のミサイル発射施設は稼働状態」

2019年3月8日 8:02

復旧の動きが見られるとの情報があった北朝鮮のミサイル発射施設について、アメリカの研究機関は7日、「通常の稼働状態に戻っている」とする最新の衛星写真を公開した。

6日に撮影された北朝鮮・東倉里にあるミサイル発射施設の衛星写真について、アメリカの複数の研究機関は、4日前にはあったミサイル発射台のクレーンが撤去され、発射前の最終段階で使う移動式の構造物の再建も完了したと指摘。エンジン試験台もほぼ復旧したとして、「通常の稼働状態に戻っている」と分析している。

研究機関は、北朝鮮が「廃棄措置をすぐに後戻りさせることができることを示している」とした上で、「米朝首脳会談でアメリカが経済制裁の解除に応じなかったことへの怒りを示すもの」と指摘している。