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iPS“角膜移植”臨床研究を条件付き了承

2019年3月5日 21:46
iPS“角膜移植”臨床研究を条件付き了承

世界初となるiPS細胞からつくった目の角膜の組織を、角膜が傷ついた患者に移植する大阪大学の臨床研究が、厚生労働省の部会で条件付きで了承された。

大阪大学の西田幸二教授らの研究計画では、角膜を作る細胞がけがなどによって失われ、視力が低下したり失明する「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者4人を対象に行う。この病気の治療には、他人から提供を受けた角膜を移植する方法があるが、提供は少ないという。そこで、研究チームは、iPS細胞から作った角膜の細胞をシート状に加工し患者の目に移植する。

大阪大学・西田幸二教授「これから患者さんにできるだけ安全に、迅速に、標準的医療に向かって発展させていきたい。その第一歩だと感じています」

研究チームは、今年6月にも世界初となる1例目の移植を行い、5年後に実用化を目指している。