1か月ぶりに帰国 ロシアに連行された漁船
今年1月、ロシアの警備艇に連行された島根県のかにかご漁船が、3日朝、およそ1か月ぶりに帰国した。
3日朝、鳥取県の境港に帰港したのは、島根県のかにかご漁船「第68西野丸」。
「第68西野丸」は、1月30日にロシアの排他的経済水域で違法に漁をしたとして、乗組員10人がロシア側に連行された。その後、西野丸側が乗組員の解放を目的とした担保金をロシア側に支払ったことから、およそ1か月ぶりの帰国を果たした。
第68西野丸・利見秀治船長「この度は、国、県、関係団体の皆さま方に、大変ご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした」
西野丸側は、ロシアの排他的経済水域で漁を行っていないと主張している。