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「イスラム国」外国人戦闘員を千人以上拘束

2019年3月2日 7:09

シリアで過激派組織「イスラム国」と戦う民兵組織の報道官が先月28日、NNNのインタビューに応じ、外国人戦闘員を1000人以上拘束したと明らかにした。

「イスラム国」の外国人戦闘員をめぐっては、アメリカのトランプ大統領が「出身国が引き取るべき」と発言し、その処遇が問題となっている。こうした中、アメリカの支援を受けて、「イスラム国」と戦う民兵組織「シリア民主軍」の報道官が先月28日、NNNのインタビューに応じ、外国人戦闘員だけで1000人以上を拘束したと明らかにした。

シリア民主軍報道官キーノ・ガブリエル氏「(4、5か月前の時点で)拘束した外国人戦闘員は1300人から1500人、戦闘員の家族は4000人から5000人だった。これだけの人数を逃走しないよう収容する十分なインフラがない」

また、出身国はヨーロッパやアメリカなど、およそ45か国とした上で、引き取りを拒む国が相次いだ場合、「どこまで拘束を続けられるか分からない」と警告した。