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魚沼産コシヒカリ2年ぶりに最上位返り咲き

2019年2月27日 17:14
魚沼産コシヒカリ2年ぶりに最上位返り咲き

去年、生産されたコメの味わいランキングが27日に発表され、最上位の評価から転落していた新潟県の魚沼産コシヒカリは再び最上位に返り咲いた。

このランキングは農産物の品質などを評価している「日本穀物検定協会」がコメを、味や香りなどをもとに毎年、5段階で格付けしているもの。

去年生産された全国154の銘柄のコメの格付けが27日に発表され、最上位の「特A」には前の年より12多く、過去最多となる55の銘柄が選ばれた。

28年連続で最高評価を獲得しながら、去年初めてランクを落とした新潟県魚沼産の「コシヒカリ」は最上位に返り咲いた。

この他、初出品となった山形県村山地区の「雪若丸」など、新たに9つの銘柄が初めて最上位の評価を受けた。

日本穀物検定協会は「全体的にレベルが底上げされている。各地域がブランド米を作るべく努力を重ねた結果、良質な品種が続々誕生している」と話している。