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韓国外相、国連で“慰安婦”未解決との認識

2019年2月26日 1:20

韓国の康京和外相が25日、スイスで開かれた国連人権理事会での演説で、旧日本軍の慰安婦問題に言及し、問題は未解決との認識を改めて示した。

韓国・康京和外相「我々は戦争の道具としての性暴力の撲滅からはほど遠い。被害者や生き残った方たちは支援が必要で、決して忘れられてはいけない」

韓国の康京和外相は25日、旧日本軍の元慰安婦に対する日本と韓国の取り組みは、「被害者中心の視点を欠いていた」と述べ、問題は未解決との認識を改めて示した。

日韓両政府は、2015年の合意で慰安婦問題の最終的な解決を確認していて、日本側は「合意に反する」として反発している。

慰安婦問題をめぐっては、韓国の国会議長が今月、問題解決には天皇陛下の謝罪が必要と述べ、日本側は謝罪と撤回を求めている。