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268グラム“世界最小”男の子が退院

2019年2月26日 18:52

慶応大学は26日、去年8月に体重268グラムで誕生した男の子が、今月、元気に退院したと発表した。元気に退院した男の子では、世界で一番小さい赤ちゃんだという。

慶応大学によると、男の子は去年8月、都内に住む20代の母親から生まれた。体重の増え方がゆっくりだったため、妊娠24週で帝王切開し、体重268グラムで誕生した。

呼吸をするのも難しく、生後1か月半になるまで人工呼吸器をつけていたが、生後5か月になった今月、体重3238グラムにまで成長し、元気に退院したという。

海外のデータベースでは、体重300グラム未満で誕生し、元気に退院した赤ちゃんは世界で23人いるが、男の子では、世界で一番小さい赤ちゃんだという。