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沖縄県民投票の結果めぐり真っ向対立

2019年2月26日 5:10
沖縄県民投票の結果めぐり真っ向対立

基地移設に伴う海の埋め立ての賛否を問うた沖縄県民投票で反対が7割を超えた結果をどう受け止めるべきか。25日夜の「深層NEWS」では、出演者の意見が真っ向から対立した。

中谷元・元防衛相「沖縄に依然として基地の負担が非常に大きくて、そういうことを県民の皆さんも訴えたいということが分かったので、そういう点を踏まえて、よく知事と総理がしっかり話をして、(基地移設を)理解していただくためにはどうしたらいいかということで、沖縄県民の皆さんに理解していただくように全力を挙げていきたい」

沖縄国際大学・前泊博盛教授「県民投票は(沖縄)県民がNOと言って(辺野古移設から)撤退する口実を作ってくれているわけですから。今がチャンスです。県民が反対しているんだから我々はやめます、という英断をすべき時期だと思う」

アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設では意見が対立した中谷・元防衛相と沖縄国際大学の前泊教授だったが、安倍首相と玉城沖縄県知事がもっと対話を増やすべきだとの考えでは一致した。