“美しすぎる棋士”とも呼ばれ注目されている台湾の女流棋士・黒嘉嘉さん。日本で開かれていた囲碁の大会が終わり、東京を観光した。これまでに対戦した日本の若き女流棋士については何を語ったのだろうか。

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■東京観光を満喫！黒嘉嘉七段の素顔に迫る

２５日午後、水族館でペンギンに見入る女性。

台湾代表棋士・黒嘉嘉七段「ペンギンが大好きなの。すごくかわいい」

台湾で“美しすぎる棋士”とも呼ばれている黒嘉嘉さん。２４日まで日本で行われていた囲碁の大会に出場していたが、この日は東京観光を満喫していた。これまで日本には１０回以上来ているという。

黒嘉嘉七段「日本にあと１週間滞在します」「大会後、時間に余裕があったので、お父さんも誘って家族と観光に行こうと思う」

こうした観光のさなかにも囲碁のことは考えるのだろうか。

黒嘉嘉七段「私の携帯電話の中には、いろんな囲碁のアプリが入っています。時間があるときはいつも、囲碁のアプリを見ています」

２４日まで都内で行われていた囲碁の国際大会。世界で一番強い女流棋士は誰なのか、トーナメント形式で競った。優勝したのは中国代表の於之瑩六段。黒嘉嘉さんは３位決定戦で勝利を収め、最終順位は３位になった。この結果について、改めて聞いてみると…。

黒嘉嘉七段「全体の成績は満足しています」


■囲碁とモデルを両立…体力維持のためには？

そんな黒嘉嘉さんが、日本で大好きだというのが…。

黒嘉嘉七段「日本のスイーツはおいしくて大好きです」

黒嘉嘉さんのインスタグラムを見てみると、確かにスイーツの写真があふれている。台湾でモデル活動も行っている黒嘉嘉さん。食生活などに気を使っているのだろうか。カフェで注文したのは、イチゴのタルト。

黒嘉嘉七段「とってもおいしいです」

野菜は苦手なため、果物をよく食べるという。囲碁とモデルの両立、体力維持のためにやっているというのが…。

黒嘉嘉七段「水泳とヨガをやっています」


■日本の若き女流棋士とも対局　その評価は？

黒嘉嘉さんは今回の来日で、日本囲碁界の若き才能と初めて顔を合わせた。今月２０日には、４月から史上最年少でプロ棋士になる仲邑菫さん（９）と対局。軍配は黒嘉嘉さんに上がった。その２日後には上野愛咲美二段（１７）と対局。この対局も黒嘉嘉さんが勝利を収めた。２人との対局について…。

黒嘉嘉さん「菫さんは９歳なのに冷静で、判断もしっかりしている」「上野さんはすでにタイトルも取っているし、若くてとても強い棋士です」

黒嘉嘉さんも認めるニッポンの若き力。ますます女流囲碁界から目が離せない。