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政権幹部「ぶれずに冷静に粘り強く進める」

2019年2月25日 0:44
政権幹部「ぶれずに冷静に粘り強く進める」

辺野古の埋め立てについての賛否を問う沖縄県民投票は24日に投開票が行われ、埋め立て「反対」の票が7割を超えた。この結果を受けた政府・与党の反応は次の通り。

安倍政権の幹部は辺野古への移設について「ぶれずに冷静に粘り強く進める」と述べ、工事は予定通り進めていく考えを改めて強調した。

また、自民党の岸田政調会長は、「結果を真摯(しんし)に受け止める。沖縄県民の理解と協力を得られるよう、最善を尽くしていきたい」とのコメントを発表した。

ただ、ある防衛相経験者が、「これで、ますます移設が難しくなったし、沖縄での選挙は絶対に勝てない」と述べるなど、影響を懸念する声もあがっている。

一方、NNNと読売新聞が週末に行った世論調査で、政府が普天間基地の移設のため、辺野古沖の埋め立て工事を進める方針であることには「賛成」が36%、「反対」が47%だった。

また、沖縄のアメリカ軍基地は、日本の安全保障に役立っているかは「役立っている」が59%、「そうは思わない」が30%だった。