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米朝実務者協議3日目 ぎりぎりの調整続く

2019年2月24日 8:04

ベトナム・ハノイでは、23日も米朝の実務者協議が断続的に行われた。現地での実務者協議はこれで3日連続で、首脳会談での共同声明の発表を目指し、北朝鮮の具体的な非核化措置とその見返りとなる経済制裁の緩和などをめぐり、妥協点を探っているとみられる。

アメリカのビーガン特別代表は23日、ハノイ入り後はじめて、外で昼食をとるなど、リラックスした様子も見せたが、宿泊先のホテルと現地のアメリカ大使館を慌ただしく行き来し、本国を交えたぎりぎりの調整が続いていることをうかがわせた。

一方、ベトナム外務省は金委員長が近くベトナムを公式訪問すると発表。米朝首脳会談の後に、チョン書記長らと会談するとみられている。