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不安な夜過ごし…震度6弱の厚真町から中継

2019年2月22日 7:35
不安な夜過ごし…震度6弱の厚真町から中継

21日午後9時22分ごろ、北海道で最大震度6弱を観測する地震があり、3人がケガをした。去年9月に大きな被害を受けた厚真町でも土砂崩れが発生したが、家屋など被害はなかった。厚真町から藤井孝太郎アナウンサーが伝える。

役場では、職員や自衛隊員が21日夜から状況把握に努めている。ただ、慌てている様子は見られない。自衛隊の人も、「去年9月とは明らかに違う。人的被害が出ていないので、明るくなってから落ち着いて状況を確認する」と話していた。土砂崩れの情報もあったが、こちらも人的被害はないという。

ただ、住民は非常に不安な夜を過ごしていて、「ようやく9月(の地震)から半年たって、余震も落ち着いていたのにびっくりした。地震直後には停電も発生して、ストーブも使えなかった。5分ほどで停電は回復したけれど、去年のように長い時間、停電が続いたら、寒さをどう過ごせばよいのかわからなく、怖かった」と話していた。

午前2時には-9.6℃を観測した厚真町。不安な時は続いている。