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日露合作映画完成披露“両国の交流重要”

2019年2月21日 2:06

日露戦争当時の愛媛県松山市などを舞台にした日本とロシアの合作映画の完成披露イベントが20日夜に行われ、ロシアのガルージン駐日大使は両国の交流の重要性を改めて訴えた。

映画「ソロ-キンの見た桜」は、日露戦争当時、ロシア兵の捕虜収容所があった松山市などを舞台に、ロシア人将校と日本人看護師の恋愛模様を描いた作品。20日夜のイベントでは試写会の前に、主演の阿部純子さんやイッセー尾形さんらに加えてロシアのガルージン大使も登壇し、日露の相互理解のために両国の文化交流が重要だと訴えた。

ガルージン駐日大使「日露両国の俳優・芸術家が交流、協力、付き合いを続けていることを大変喜んでいます」「(日露両国民間の)相互理解、相互信頼、相互友好をさらに深める上で、大きな役割を果たすと確信しています」

井上雅貴監督「この映画を機に、ロシア人の考え方とかを覚えてもらって、もうちょっとお互いの国を行き来する交流ができればいいなと思います」

映画は来月16日から愛媛県で先行公開され、その後、22日から全国で公開される。