×

統計不正 野党側“政権側の恣意的な変更”

2019年2月18日 16:46
統計不正 野党側“政権側の恣意的な変更”

2015年に厚生労働省の毎月勤労統計の調査方法が変更されたことについて、国会で野党側は、政権側による恣意(しい)的なものだったのではないかと追及した。

立憲民主党会派の大串議員は、森友学園の問題と同じように、官僚がアベノミクスの成果をよく見せようと忖度(そんたく)して調査方法が変更されたのではないかと追及した。

立憲民主党会派・大串博志議員「これ、いわゆる森友学園問題で公文書の改ざんが行われた。まったく同じ構造じゃないですか」

安倍首相「今の論理は相当苦しいと思いますよ。強引にですね、論理展開をされるから、この問題についても議論が深まらない」

安倍首相はさらに「経済政策をよく見せようとして、統計を変えたことはまったくない」と強調した。

また、立憲民主党会派の小川議員は、アメリカのトランプ大統領について「自国第一主義」などと指摘したうえで「ノーベル平和賞に推薦することはあり得ない」と批判した。

これに対し、安倍首相は、同盟国の大統領には、「一定の敬意を払うべきだ」と苦言を呈したうえで、推薦したかどうかは言及を避けた。