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北朝鮮と韓国 東京五輪で南北合同チーム

2019年2月16日 1:22

北朝鮮と韓国、IOC(=国際オリンピック委員会)の3者は、15日、来年の東京オリンピックにむけて、女子バスケットボールなどの競技・種目で、南北の合同チームを組むことを合意した。

北朝鮮の金日国体育相と韓国の都鍾煥文化体育観光相、IOCのバッハ会長の3者は、15日、スイス・ローザンヌにあるIOC本部で会談した。

IOCによると、この中で、東京オリンピックにむけ、女子バスケットボールと女子ホッケー、柔道団体戦の男女混合、ボートのあわせて4つの競技・種目で南北の合同チームを組むことで合意したという。

一方で、北朝鮮についてはドーピング対策が不十分との指摘があり、IOCは「同じドーピング対策のプログラムを受けるべき」としている。

また、会談では、2032年のオリンピックについて、南北共同での誘致を検討することも確認され、南北の融和が進んでいることをアピールした形となった。